こんにちは!
ようやく20週目に入った私。
見た目にはやっとお腹が出てきたくらいで、
外を歩いたり、電車に乗ったりして、
「あっ、妊婦さんだぁ。」
と認知されるのは、これから先のこと。
これまでも色々あったのに、
世間的に認知されないなんて…
ということで、
ちょっと今までの記録をつけてみようかなぁと。
と、その前に!
「タグフレ」でお腹をすかせていたうちのペットの「かき」に、
親切な方が、エサを下さいました!(かなりたくさん!)
ありがとうございますっ!
コッコさんに出会えず、気になってたんですが、
なかなか…
飼い主、かきちゃん共々、
お礼申し上げます!
ご馳走様でしたぁ!
そして本編へ。
まず、妊娠事態、すごい確率ですよねぇ!
うちの場合は、一緒に住んで本当にすぐ妊娠したので、
なんの心構えする時間もありませんでしたが、
私の友達には、なかなか赤ちゃんに恵まれない人もいます…
ある友人は看護師さんですが、
結婚して1年くらい経ったところで、
自分の不妊症を疑い、自分の信頼できる先生のところへ行き、
見てもらってます。
そして、不妊治療のため、自分で筋肉注射をしているそう…
うちも結婚前も、子供ができたら早く結婚しようというスタンスだったので、
特に避妊してませんでしたが、まぁ、遠距離であまり会えなかったこともあり、
結婚前にはできず…
2人ともなんとなく、
「不妊の検査しなきゃだめなのかなぁ…」
と思っていました。口には出しませんでしたがw
そして運良く妊娠し、それがわかる時期が来るわけですが、
わかるのが大体5週目以降くらいでしょうか。
私の場合は基礎体温をつけていたので、
やっぱり5週目で体温計が、「妊娠してるかも」
と教えてくれます。
便利な時代ですw
ですが、体温をつけていないと、気付くのが遅いこともあるようで、
昔ならよくテレビで、「3か月目ですよ、おめでとう!」
などとお医者さんに言われてるシーンがありましたよねw
3か月目に入った時期といえば、8週目以降にあたるので、
その頃には、私の場合、つわりは来てたし、お腹はちくちくするし、
だるい・眠いなどの妊娠初期症状で苦労してましたw
これが妊娠ゆえだとわからなかったら、
不安だろうなぁと思う私。
他の病気と間違えて、薬を飲んじゃう人もいるかも!
私が初めて病院に行ったのが、5週目に入ってから。
「妊娠してますよ!」
との診断は受けたが、
この時点ではまだ、心音は確認できていない。
初めての診察台は、とても怖かったし、
何がどうなってるのかわからないので、
不安もいっぱい…
そして、5週目の時点では、まだまだ赤ちゃんが育つ保障はないという。
染色体の異常などで、次に心音が聴けるまでに、
自然流産してしまう確率は高い…
フラメンコの友達が、赤ちゃんができたというので、
踊りは負担になるため、一度退会。
特にフラメンコは足の動きがすごいため、
妊婦には無理…
たぶん、辞めた時、やっぱり5週目とかだったのであろう…
すると、数か月後、「赤ちゃんダメでした…」
との報告…
みんなに報告するまで、たくさん泣いたであろう友達…
その時の私は、まだ妊娠していなかったので、
普通に「可哀そう…」と思うくらいだったが、
今思えば、どれだけのショックだったか、
想像できる…
いや、想像してもしきれないかもしれない…
今回、私の妊娠報告をするのも、
その子には躊躇われた…
彼女はまだ若いし、まだまだこれから、赤ちゃんとの縁もあるはず!
とはいえ、結婚してすぐできた自分と、結婚して3年以上経ってる彼女…
「〇〇ちゃんの痛みは受け取ったからね!私も頑張るね!」
と、心の中で言うしかない…
とはいえ、私の赤ちゃんとて、まだまだ命の危険はいっぱいある。
まず、その後、心音を確認することができ、
第2関門突破というところ。
そして少しずつ人の形になってゆく、赤ちゃん。
すると、脳ができてくるのがわかる。
私は何の知識もなく、ただただ、
「可愛い♪」
と思ってエコー写真を見たが、先生は、
「これが脳。もし何かしら障害があったら、ここから先がないんだよ。」
とのこと…
とりあえず、先天的な脳障害の可能性は免れていた。
なるほど、先生は見なきゃいけないポイントがたくさん…
そしてその後のお母さんの喫煙や飲酒、歯周病などによって、
赤ちゃんへの障害の可能性もある…
私の場合は、風疹をしていなかったらしい…
予防注射もしていなかった…
すると、20週くらいまでに母体が風疹にかかると、
赤ちゃんに障害が生じる可能性があるという…
今やっと20週目に入ったので、
ようやく、風疹による障害の可能性が薄れてきた。
ふぅ、一人の体じゃないって、こんなにも大変なのか…
普通の人だったら、なんとなく過ごしてしまうかもしれないし、
私だって、喉元過ぎれば、で、子育てに忙しくなれば、
今の状況を忘れてしまうことであろう…
が、まだまだ妊婦・赤ちゃんには危険が伴う…
うちの叔母が妊娠中、意地悪だったお姑さんに呼び出され、
急いで自転車でお姑さん宅に向かったという。
すると、転んでしまったようだ…
普通に歩いて転ぶのと、自転車で転ぶのとでは、
地面との距離も違うし、スピードも違うし、
衝撃度はあまりに違う…
その時お腹にいた私の従姉弟は、
障害を持って産まれてきた。
彼は昨年、同じような障害を持つ仲間ではとても長生きで、
それでも26歳でこの世を去った…
その叔母・叔父は、とても明るく、障害にもめげずに、
頑張った。
私はその家族を尊敬している。
そして、小さい頃から、
「〇〇君は、世の中の汚いことを知らないために、動けないんだ。」
と、解釈してきた。
叔父・叔母はもちろん、親戚や周りの誰もが、
彼から何らかのメッセージを受け止め、
障害を持った彼の人生を理解してきたことと思う。
でも、それほど尊敬でき、明るく生きている叔母も、
「あの時自転車に乗らなければ、もしかして…。」
と、後悔しているという…
私もこの前実家に帰った時、急いでいたので自転車に乗ろうと思ったが、
やっぱり後悔しなければならない状況は作りたくないので、
やめておいた。
札幌ででも、冬は道がツルツルで、転びやすいため、
妊娠前とはスーパーまでの時間も違う。
気をつけながら、ゆっくり歩くためだ。
時間がかかっても、私にとっては価値ある時間。
「赤ちゃん、ママ、転ばないように気をつけるからねぇ!」
せっかく授かった命。
私たち夫婦を選んで産まれてきてくれる、愛しい命…
只今20w3d。
この前の母親学級での話では、
22週目に入ると、産まれても育つ可能性があるという。
もちろん未熟児だし、育たない可能性もあるが、
次々と、越えなくてはならなく、今生きている人は
何事もなかったかのように越えてきた壁…
自分が、彼が、そして全ての人が今生きてることって、
本当にすごいことなんだなぁと実感する毎日。
もっともっと、他人に優しくなれるような自分、
そして全ての人が幸せと思える社会になるといいなぁと、
願う毎日です。
PR