先日、小学生のピアノの生徒、Rちゃんが、あまりにも練習ができていず、レッスンにも身が入らないようだった。
少しのお説教と、練習の方法を指導し、「レッスン料いらないから、○曜日に来なさいっ!」 と言い渡した。
その日の帰り、Rちゃんと妹の I ちゃんを迎えにきたお母さんと話しをした。
Rちゃんと I ちゃんのお母さんは、私と年が1つ違い。
なんと私の方が上。。。(Rちゃんは4年生。。。)
そのお母さんも、ピアノを習っていたし、しっかりしているお母さんでもあるので、Rちゃんと I ちゃんについて、割としょっちゅう情報交換をしている。
その日も、
「うちの子どうでした?」
と聞くお母さんに、
「あんまり練習できてないので、お説教と、練習方法の指導をしておきましたので、ちゃんと練習してくれると思いますが、○曜日に、補講しますので。」
と、レッスン料もいらないことを告げた。
「では、お言葉に甘えさせていただきます。」
と、ここまではよかった。
「いや実はね、先生。」
年が近い者同士のぶっちゃけ会話である。
「パパがね、帰ってきたら、すぐに布団ひいちゃうんですよ!」
Rちゃん達のパパは、とても熱心なお父さんという印象があって、発表会をとても楽しみにしてくれているような人だ。
「それで、布団があると、ピアノのイスが出せなくて、ちょっとよけて弾きなさいって言うんですけど、練習する気なくなっちゃうみたいなんですよね!」
( ゜ ▽ ゜ ;)エッ!!
それって、お父さんがちょっとよけてあげれば済む話しだと思うんですが。。。
確かに、私だって練習は嫌いだ。
条件によって、『冬はピアノが冷たいからやだ』 とか、『夏はピアノの部屋にクーラーないからいや』 とか、人それぞれあるだろう。
でも、親が子供の練習の邪魔をするって。。。
||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||
その話しを聞いた私は、とてもショックを受けた。
親って、自分がお金を払って、子供を教育しているのに、なんで練習の邪魔になるようなことをするんだろう。。。
ピアノの部屋を用意してあげてとは言わない。
ただただ、邪魔だけはして欲しくない。。。
それは 『先生』 の我が儘だろうか?!
その日、なんだかもやもやした気持ちのまま、過ごした。
そして数日後、Rちゃんの補講の日。
少しは練習してきたっぽいが、Rちゃんは少し、タバコの臭いがした。
私はタバコを吸わないので、非常に敏感であるが、子供にタバコの臭いがつくくらい吸う親って。。。
私はこの日も、悲しくなった。。。
(Rちゃんのお宅は、ご両親とも、タバコを吸います。。。)
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